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やぎを数えて眠りなさい

えっと、混乱。


何度も何度も休日の数を数えた。

離れるのが嫌で我が儘を向けた。踏み込んだ。
のですよ、わたし。


「続けたかったんだけど、無理だったんだ」

ぽつり、つぶやいた。
落ちる本当。
声。
体温。
細い肩。
うす暗い朝。
しましまよこしま。
ずっとあたまから離れなかった時間と感情。

何がどうなってこうなったのか・・・。
全くわからん。

失う覚悟をしていた。
から、もう驚いて絶句。

うれしい。
うん、うれしい。

だって、まあ自分のためだろうし、絶対辞められやしないんだと思っていたけれど、
わたしの気持ちが叶ったのだから。
伝えたことが少しでも反映されてるのなら、うれしい。
 
大切な人と音楽を失わないことがうれしい。

彼の奏でる音を聴きながら、ぴたっとはまるなぁって思い知った夜だったから。
出会えたことを心底感謝した夜だったから。
 
 
あーしかし、
これからどうしましょう。
気づいてしまったことをなかったことにするのはうーむ。
とてもシンプルな欲求だけど、シンプルで通用するのか不明。

距離はまたどう変化するのだろう。
 
どうかどうか、
寄り添えますように。

願いはそれだけ。

ただ見つめていられれば、触れることができる距離にいられれば、それでいい。

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